1955-01-23 第21回国会 衆議院 本会議 第8号
(拍手)従つて、大蔵大臣は、予算を提出しないという閣議の決定に対して、当時いかに対処せられたかについて承わりたいと存じます。 鳩山内閣は選挙管理内閣であり、従つて暫定内閣であるということは、国民周知の事実であります。従つて、内閣の性格にかんがみて、この際予算案の提出を遠慮されたというのでもしあるとしたならば、政府が施政方針を国会で演説したことは明らかに誤まりであります。
(拍手)従つて、大蔵大臣は、予算を提出しないという閣議の決定に対して、当時いかに対処せられたかについて承わりたいと存じます。 鳩山内閣は選挙管理内閣であり、従つて暫定内閣であるということは、国民周知の事実であります。従つて、内閣の性格にかんがみて、この際予算案の提出を遠慮されたというのでもしあるとしたならば、政府が施政方針を国会で演説したことは明らかに誤まりであります。
財政規模自体だつて、大蔵大臣に対する質疑において明らかになりましたが、例えば国際収支の黒字から、我々に配付された資料によつても、来年三月末までには外為会計では六百四十四億円支払超過になる。一兆円予算を堅持すると言つても、外為会計で六百四十四億も支払超過になるのでは、一兆円予算を形式的に堅持しても、何ら意味がない。ここに大きなインフレ要因が出て来て、政府のデフレ政策は六月以来ここから破綻している。
従つて大蔵大臣も、これに対しては非常な理解を持つております。ことに、お話にはございませんでしたが、この岩内の漁民の諸君は、もはや失業しなければならなくなつた、船がなくなつてしまつておる。この船の問題も、何とか心配して、出漁期に遅れないようにというようなことを相談した次第でありまして、御希望にこたえることは可能だと存じております。
二十九年度補正予算の問題もありますが、現実に昭和三十年度の予算編成の段階になつて、大蔵大臣は保安庁の経費というものは、今年は七百八十八億であつたが、昭和三十年度においては少くとも二百億ぐらいは増加しなければならぬだろう、その二百億の増加というものは、防衛支出金五百八十五億から持つて来るよりやむを得ぬだろう、と同時に、保安庁の経費をふやすということ、即このデフレ経済の遂行の情勢から考えて、社会保障費というものもある
○苫米地義三君 今の問題は、この前国会から委員長初め二名の委員が出て行つて大蔵大臣に面接したそのときに、はつきりと静岡、神奈川は一億五千万円、その他の県に対しては一億五千万、それだけは出すという言明を得たのでありますから、あとは事務当局を幾ら責めても、それを覆えすわけにはいかんと思うので、ただ分配の上において公正を期しなければならんから、そういう立場におきまして両当局が事務的に確認する、そういうふうに
○岡田宗司君 まだまとまつたものが出てないが、何かここで以て少くとも二十九年度予算の編成の際に当つて、大蔵大臣なり経済審議庁長官なりが国会で以て説明をしたものと違つた政策をとらなければならんということは考えられておるのですか。
デフレという言葉を使つて大蔵大臣はおられませんけれども、言つてみればデフレ下の失業対策ということに失業対策の非常な問題があると考えております。
いろいろとお尋ねしたい点はありますが、与党の立場上差控えるといたしまして、この参議院の修正案の中にいろいろあるのですが、その中に五十七条の二項ですか「行政機関において会計検査、銀行検査、法人税又は会社その他の団体の財務に関する行政事務を直接担当する職であつて大蔵大臣の指定するもの」云々という条項があるかと思います。
これは日本の国力、財政力等から言つて、大蔵大臣は負担し得るものか或いは又それを超えるものかどう考えますか。
それでもう一遍蒸し返しておるわけですが、これはなお最後になつて大蔵大臣も考慮するということを言われておるが、一応よく大臣と相談して再考を願いたいと思います。時間の関係がありますから一応……、又あとで聞きたいと思います。
につきましては、その前の「収入が予定より増加し」という言葉がありますが、その予定或いは経費を予定より節減したというこの予定の中に、これは予算で計上せられたもの、又はそれに従つてあらかじめ計画された具体的な金額より増加した或いは節約されたと、こういう意味で解釈しなければならないのでありまして、お尋ねになりまする後の「予算の定めるところにより」と申しますのは、只今申上げましたように、予算総則の規定に従つて大蔵大臣
それは、先ほどもちよつと御説明がありましたが、収入の増加、又は経費の節減によつて、大蔵大臣の承認を受けた場合には特別に給与として支給する、この特別の給与というものの内容ですが、これはやはり準則に盛込まれて支給することもできるわけでございますか。或いはただ先ほどもちよつとおつしやいましたが、例えば賞与とか、勤勉手当とか、そういうもので、一時金の形で出されるものだけなのか。
従つて大蔵大臣が言うように、二十九年度までに六割近く復旧するということは、これはかつてなでたらめの数字であると私は了解いたすのであります。 そこでお尋ねいたしますが、責任者である農林省の査定に対して、大蔵省の財務局であるとか、あるいは会計検査院であるとか、あるいは行政監察の方であるとか、かつてに行つてびしびし査定をされている。
今日は大蔵省のほうでは、実はその後の状況によつて大蔵大臣の出席を要求いたしておりますが、只今予算委員会開会中でございまして、そこに大蔵大臣は出席しておりまして、後刻当委員会に出席の予定でございます。で、大蔵省のほうからは主計局次長正示君が見えております。それから鳩山主計官が見えております。
あなたがこの九十億をお返しになるなら、その日に私は朝鮮銀行、台湾銀行の清算人のところに行つて、大蔵大臣はこの金をあなたに放したそうだ、あなたはこれをひとつ正金銀行に貸してやらぬかと理詰めで話をして参ります。
いずれもがこの法規によつて、大蔵大臣の許可さえとればやられるということになるならば、これは非常にやつかいなことになつて来やせぬかということを私ども憂えておるものでありますが、その面に対してあなた方事務当局として、かりに各省からそういうことを要求して来ても全体の予算の輪廓がくずれるから困るということで、そういうことを明確に、会計年度間の予算を貫くという建前から、少くとも主計局としては私はがんばる必要があろうと
私は大蔵大臣の経済政策としてこのことを受付けられないのだと言つて、大蔵大臣を代えて恬然としておるような総理大臣ならば、私は総理大臣の資格のない人だというふうに普段から考えておりますから、それはなんですが、ともかくも小笠原氏のおつしやつた言葉が、その通りに額面通りに行われておらない。
従つて大蔵大臣は非常な決心、勇猛精進を以てこの難局に処せられなければならんと思いますがその御真意を承わりたいと思うのであります。 明治以降の財政史中緊縮財政であるとか、或いはデフレ政策であるとかいうようなことは三回ありました。
ところが今になつて大蔵大臣は……、これはみんな詭弁だと思うのです。私はその点について余り無責任……、今戸叶さんが責任を問われたことは、もう当然であつて、今の大蔵大臣のあれは余りに素人をだますにはいいですけれども、国会議員に対する権威ある大蔵大臣の答弁としては、余りに無責任過ぎると思うのです。もう一度私は所信を伺いたいと思うのです。